人気ブログランキング | 話題のタグを見る

アルツハイマー型認知症 進行を遅らす為に。

認知症かどうかを調べるには?

認知症とは、人間が成長していき幼少期を越えて成人に達したあとに、知能の低下が生じる状態をいいますが、その根拠となる症状は、知的能力の低下が生活に支障をきたすほどのあるかどうかにあります。

見当識障害というのは場所や時間、人の見当がつかないことをいい、長谷川式簡易知能評価スケールという方法を用いてこれらの見当識障害や、記憶力および記銘力を評価することがあります。

評価スケールは、あくまで簡易検査ですが、行動の異常に関するテストは含まれずに、医師でなくても実行できるな簡単なテストです。

そのために明らかに認知症と思われるケースで在るのにかかわらずに、正常と判断されてしまうこともあり、実際の診断の際には、家族から、幻覚、妄想の有無やご本人の異常な行動をしっかりと聞いて、診断を確実なものにする必要があります。

妄想には、アルツハイマー型認知症と脳血管性認知症とがありますが、脳血管性認知症はアルツハイマー型と比較して、人格は認知症症状があっても比較的保たれているということが、両者を区別する特徴にあります。

診断には、さらに補助診断として、脳波、脳の血流検査、CTスキャンやMRIなどが使われ、これらからも、脳血管性型かアルツハイマー型かの判断がある程度つきますし、また、認知症は、正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫、脳腫瘍などからの二次的症状として生じることもあり、CTスキャンをする事によって、これらとの鑑別をする事も可能になります。
by alzheimers1 | 2009-09-11 13:51 | アルツハイマー型認知症の症状
<< 認知症の判断 認知症かどうか長谷川式簡易知能... >>



アルツハイマー型認知症はまだハッキリとした治療法が見つかっていない病気ですが、アルツハイマー型認知症と付き合っていく為に、少しでもお役に立てれば幸いです。

by alzheimers1
カテゴリ
最新の記事
以前の記事
お役立ちリンク集
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧