認知症の治療方法について
知的機能の障害が、アルツハイマー型認知症をはじめとする認知症の中核症状ですが、現状は知的機能障害を改善させることは非常に困難です。
しかし、脳代謝改善薬を長期的に投与して脳の老化が少しでも遅くらせたり、併用して脳循環改善薬や抗血小板薬を用い、脳血管障害がこれ以上すすまないようにすることは可能です。 アルツハイマー型認知症をはじめとする認知症の知的機能を改善することは現在困難でも、副次的な症状の一部を改善することで、人間らしい生き方ができるようになる為、知的機能障害以外にも認知症には、行動異常や意欲減退、うつ状態などの症状を改善するために、抗不安薬や抗うつ薬、向精神薬を用いることもあります。 これは患者本人だけでなく、ご家族の方々にとっても意義のあることです。 脳血管性認知症は、急速に発症するのに対して、アルツハイマー型認知症は、いつ始まったのかわからないうちに発症していて、徐々に進行していきます。 特に脳血管障害の発作をきっかけとして症状が現れることが多く、脳血管性認知症もアルツハイマー型の場合も、進行性のため、早期発見につとめ、進行を防止することがとても大切になる為、家族の方々や、周囲の協力が非常に大切になります。
by alzheimers1
| 2009-09-09 12:59
| 認知症になったら
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