アルツハイマー型認知症の症状の経過
脳血管認知症の場合は、ある時点を境にはっきりと症状が悪化する階段状なのに対して、アルツハイマー型認知症は、徐々に症状が進行すると言う具合に、脳血管性認知症とは同じ認知症の一つですが、アルツハイマー型認知症の場合は症状の進行がそれとは異なります。
アルツハイマー型認知症の症状の経過には、周辺症状といって、幻覚、被害妄想、特に幻視が出現する場合があり、徘徊や不潔行為、暴言や、時には暴力等の問題行動がみられることもあり、介護上大きな困難を伴います。 ・注意の障害 ・記憶障害 ・空間認知機能 ・学習の障害 ・問題解決能力の障害 ・見当識障害など。 症状全体としては、このような認知障害が徐々に進行する為、社会的に適応できなくなり、症状が進むにつれて、食事をとること等も難しくなって、意思疎通なども困難になり、最後には寝たきりになってしまいます。 アルツハイマー型認知症の進行は大きく3段階に分ける事が出来ますが、最初の一1期では、人格は保たれているものの、記銘力が低下し、失見当識や学習障害、感情の動揺が認められる時期がきます。 第二期にもなると、外出すると家に帰れなくなることが多くなったりと、病理学的な異常が前頭葉に顕著になり、視空間失認や地誌的見当識障害等の高次機能障害が目立つようになります。 さらに症状が進行して第三期になると、前頭葉症状、運動障害として小刻み歩行や前傾姿勢等もみられるようになり、最終的には失外套症候群にまで至ってしまいます。
by alzheimers1
| 2009-09-02 09:54
| アルツハイマー型認知症の原因
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